2025年7月時点のAIの限界と臨機応変な対応の必要性

2025年07月15日
📂 カテゴリー: AI・web・アプリ・動画制作
🏷 タグ: ChatGPT, 画像編集

こんにちは、ダンシングポノ制作のニーダです。


先週は急ぎの差し込み案件があり、いくつかのプロジェクトで「ランディングページ」を作っていました。内容をよく知らない人にそのサービスを説明するためのページですね。

ChatGPTで望む画像が作れない!?

そんな中、ある担当者から「ChatGPTでどうしても思い通りの画像が出ないんです」と相談されました。


どんなプロンプトを使っているか聞いてみると、確かに理想はわかるけれども、AIが苦手そうな要素が入っていました。

実際のプロンプトはこちら

come on、join usと言っている若い日本人女性がテンション高く歯を見せて、笑いながら招いている画像を作ってください 写真を右はじに寄せて、体が少し切れるくらいでいいです。左側にテキストが入るスペースを捨ってください。右手で、親指を立てる仕草にしてください。

僕も試しに同じようなプロンプトを入れてみると、上記のように「左右の手が逆になる」という問題が再現されました。

その後にChatGPTの画像をクリックして「範囲を選択」して以下のプロンプトを入力

左右の手のジェスチャーを入れ替えてください

で出来たのが以下、全く変化なし。

選択肢は2つ:AIにこだわるか、画像編集か

このとき取れる選択肢は大きく2つ。

  1. 何度もAIで生成し直して、納得いくまで粘る
  2. ある程度できたところで、画像編集でサクッと直す

僕がとったのは後者の方法です。

Photoshopでやったこと

具体的には以下のような編集を行いました:

  1. 画像の左右反転
  2. 人物を「被写体を選択」で範囲指定して別レイヤーに貼り付けて左から右に移動
  3. 背景を削除して生成AIで塗りつぶし
    • 「コンテンツに応じて移動」だと今回はクオリティが下がるので思い切って削除
  4. おそらくこれらはCanvaなどの無料ツールでもある程度可能だと思います。

AIは「アインシュタインの能力+小学生の知能」?

AIは「能力はアインシュタイン、知能は小学生」と言われることもあります。

確かに驚異的な生成力を持っていますが、微妙なニュアンスや細かい調整にはまだ弱いところがあります。

でも、そういう「かゆいところに手が届かない」部分も、ちょっと工夫すればなんとかなります。

時間と効率を考えるなら、AIに頼るところ/人間が補うところをうまく分けることが大事かもしれませんね。

そんな風に、臨機応変にAIと付き合っていけたら、もっと仕事も創作も楽しくなると思っています!


ニイダのプロフィール写真
       

この記事を書いた人|ニーダ

Dancing Pono(ダンシングポノ)の運営者。1998年にサルサに出会うのをきっかけにラテンのペアダンスを日本に拡めるよう活動中。ダンススタジオ運営やイベント企画・運用のかたわら、AIやweb・アプリ開発、動画編集、ラテンDJ、バーテンダーと多岐に渡る活動中。

2021年1月末にくも膜下出血で倒れるも奇跡的に後遺症もなく復帰。現在は人生のボーナスステージとして過ごしています。リハビリとしてはじめた太極拳、ロードバイクを趣味としています。太極拳では近所のおじいちゃん、おばあちゃんと健康のための太極拳、ロードバイクでは「極力体力を使わないでどこまで行けるか」の実験で、東京(荒川河口)-新潟(柏崎)を22時間などやったりしてます。

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