「脳の温度」と熱中症と口呼吸の話 ~息子の頭痛のから考えたこと~──そんなときには「ダンスのすすめ」


本日、息子が「頭が痛い」と学校を休みました。原因は明確ではないけれど、どうやら軽度の熱中症のような症状が数日続いているようでした。
そんなとき、テレビ番組で「快適な睡眠にはエアコンの設定温度は25℃が最適」という話を見ました。そこでは、「脳の温度」が快眠に影響するという情報が紹介されていたのです。
「もしかして、熱中症で体調がすぐれないのは、脳の温度が下がっていないからでは…?」
そう仮説を立てて調べていくうちに、「深部体温(とくに脳)」が高くなることで起こる熱中症のメカニズムにたどり着きました。
🔸 熱中症と脳の深部体温
熱中症では、脳の深部体温が上昇することで、以下のような症状が現れることがあります:
- 頭痛
- ぼんやりする
- 吐き気
- 意識障害
体温が40℃を超えると脳機能に支障が出始め、さらに重症化すると命に関わるリスクもあるそうです。
🔸 脳の温度を下げるには?
脳を冷やすためには、以下のような方法が有効です:
- 首・脇・足の付け根など太い血管の冷却
- 頭部(額・こめかみ・後頭部)を冷やす
- エアコン+扇風機で室温・湿度管理
- 経口補水液や塩分入り飲料の摂取
- ぬるめのシャワーや濡れタオルで全身放熱を促す
🔸 「体温が下がっても、脳は冷えていないことがある」
驚いたのは、体温が下がっていても脳の深部体温が高止まりしていることがあるという事実。
息子を観察していると、口呼吸の癖があることに気づきました。「鼻呼吸では脳の温度が下がるけれど、口呼吸ではそれができないのでは?」という疑問が湧いてきました。
調べてみると、以下のような原因が脳の温度を冷やしにくくしていることがわかりました:
- 口呼吸
- 血流低下
- 高温多湿
- 自律神経の乱れ
- 睡眠不足
特に子どもは体温調節機能が未熟なので、熱がこもりやすいのです。
🔸 口呼吸と脳の冷却の関係
鼻呼吸には、脳を冷やす役割があると言われています。鼻腔を通る空気が、脳底の血管を冷却する効果があるためです。
しかし、口呼吸ではこの冷却システムが使われません。その結果、脳に熱がこもりやすくなるのです。
以下のような症状がある場合、口呼吸のサインかもしれません:
- 鼻づまり
- 睡眠時のいびき
- 朝の口の渇き
- 寝起きのだるさ
🔸 子どもの口呼吸を改善する方法
以下のようなアプローチが効果的です:
- 耳鼻科での診察(鼻づまり・アレルギー)
- 鼻うがい・鼻洗浄
- 就寝時の口閉じテープ
- 舌の位置トレーニング(MFT)
- 親子での鼻呼吸練習・鼻呼吸を意識する会話
🔸 ダンスは脳の熱を下げるのか?
直接的に脳の温度を下げるわけではありませんが、ダンスは体温調節を助ける習慣づくりにぴったりです。
- 音楽と動きで自律神経を整える
- 鼻呼吸がしやすくなり、リズム呼吸による放熱を促進
- 血流改善・副交感神経の活性化
- 発汗による全身の放熱
- **フロー状態(没頭)**が脳のエネルギー消費効率を改善し、無駄な発熱を減らす
🔸 パソコンのCPUと脳は似ている?
最後に、ちょっと面白い視点を。
- 脳もCPUも使いすぎると熱くなって動作が鈍くなる
- 放熱がうまくいかないと熱暴走
- CPUはファンで冷やすが、脳は鼻呼吸・血流・睡眠・休息
- キャッシュクリアのように、脳も**「休憩」や「瞑想」でリセット**が必要
🔸 まとめ:熱中症シーズンにこそ「ダンスのすすめ」
「熱中症予防=水分・塩分・室温管理」だけではなく、
呼吸・自律神経・脳の冷却という視点もとても大切。
子どもや自分自身の体調が気になるとき、
ちょっとした運動やダンスで、
リズムよく鼻呼吸しながら、心と体を整えてみるのもおすすめです。
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