「肩甲骨」と🎒「担ぐ動作」と「力み」と「リードが途切れる」関連——ペアダンスと身体操作の話

2025年06月28日
📂 カテゴリー: ダンスと身体づくり

こんにちは、ダンシングポノ制作のニーダです。

今日は、僕が身体の使い方でYouTubeから大いに学ばせていただいている大好きなチャンネルの中から、特にシェアしたい一本をご紹介します。

参考にしているチャンネルはこの2つ

どちらも、「身体をどう使うか」に対して構造的・実践的なアプローチがあり、日々のダンス練習や教えるときにも非常に参考にしています。


今日のおすすめ動画

🎥 実践!護身術  フルネルソンからの脱出|岡本眞の合気柔術チャンネル

正直、「フルネルソン」って言葉、僕は知りませんでした😅
レスリングや護身術などで出てくる「羽交い締め」のことなんですね。

この動画では、肩甲骨の上げ下げによって、羽交い締めから抜け出すという一見不思議な脱力術が紹介されています。


担ぐ姿勢と肩甲骨のシリーズについて

このチャンネルでは以前から「担ぐ姿勢が構造的に強い」ということを軸に身体操作を解説されています。

この考え方、実は以前のブログでも触れた通り、ペアダンスにおいてもとても理想的な姿勢だと思っています。

最近は、肩甲骨を取り上げていらっしゃることが多いですが、以前は鎖骨とかにアプローチした解説があったりして、鎖骨と肩甲骨は密接にリンクしている骨なので、とても身体操作の参考にさせていただいています。

個人的には、担ぐ姿勢と同時に「橈骨(腕の親指の延長にある骨)」や「尺骨(腕の小指の延長にある骨)」などの説明もペアダンス、特にセンシュアルバチャータなどでのリードの要になると感じてます。


よく見る「力み」や「途切れ」の正体

ソーシャルなどでいろんな人の踊りを見ていて、

  • 「あ、このリーダー、上腕二頭筋の力で無理やりリードしてるな」
  • 「あ、このフォロワーさん、腕でリードを止めちゃっててボディまで届いてないな」

と感じることがあります。
実際、肩甲骨が背骨から遠い位置にあると、腕主導の動きになりがちで、結果としてリードやフォローが力んで途切れやすくなってしまうんですね。

動画でも紹介されているように、人間は習性としてどうしても上腕二頭筋や三角筋を使いたくなってしまうもの。


全身でリード・フォローするために

ペアダンスでは、リードもフォローも「腕の力ではなく、全身の連動で」できるようになることが理想です。

そのためには、こうした構造的な身体操作を学ぶことがとても重要だと感じています。
ダンスだけでなく、武道や護身術の知恵もどんどん取り入れて、自分の身体の使い方を進化させていきましょう💪


ご質問や、「このチャンネル見てるよ!」という仲間の方は、ぜひコメントやメッセージで教えてください!


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この記事を書いた人|ニーダ

Dancing Pono(ダンシングポノ)の運営者。1998年にサルサに出会うのをきっかけにラテンのペアダンスを日本に拡めるよう活動中。ダンススタジオ運営やイベント企画・運用のかたわら、AIやweb・アプリ開発、動画編集、ラテンDJ、バーテンダーと多岐に渡る活動中。

2021年1月末にくも膜下出血で倒れるも奇跡的に後遺症もなく復帰。現在は人生のボーナスステージとして過ごしています。リハビリとしてはじめた太極拳、ロードバイクを趣味としています。太極拳では近所のおじいちゃん、おばあちゃんと健康のための太極拳、ロードバイクでは「極力体力を使わないでどこまで行けるか」の実験で、東京(荒川河口)-新潟(柏崎)を22時間などやったりしてます。

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