ダンス未経験者・初心者の方へ

【これからダンスを始めようと思っている方】

ダンスには数えきれないほど多くの種類のダンスがあります。

もし、あなたがどのダンスをやりたいのか決まっていないのなら、その中から、最もあなたの欲求を満たしてくれるダンスを見つけなければなりません。

私の場合、クルージングの取材をしていた時に、夜、欧米系の年配のカップルが音楽に合わせて踊っているのをよく見かけ、とても羨ましく、自分もペアダンスが出来るようになりたいと思ったのがきっかけでした。

日本に帰って、さっそくネットで見つけた「アルゼンチンタンゴ」の体験レッスンに参加したのですが、そのスタジオで別の日にやっていたサルサのレッスンにも出てみたところ、そちらのクラスの方が先生も参加者もフレンドリーで、音楽も明るいし、踊りもカジュアルな印象で、自分に合っていると感じたというわけです。

今のところ、このサイトで提供できるのは、サルサ、バチャータ、キゾンバ3つのダンスの情報ですが、それぞれ音楽も踊り方も違うので、あなたが最も興味を持ったダンスをぜひ体験してみてください。

【ダンスを始めたばかりの方】

ひとつのダンスを始めたら、しばらくはそのダンスに集中することをオススメします。どのダンスもいざやってみると、意外に難しくて、なかなか思っていたようには踊れず、これは自分には合っていないのではないかと思ってしまうこともあります。

これは誰でも経験することですが、それを乗り越えないと、どんなダンスも楽しくなりません。確かに、学生時代に経験したフォークダンスのように、ちょっと練習すれば、だれでも、ある程度踊れるダンスもありますが、そういうダンスは踊れるようになってもそれほど大きな喜びにはなりません。苦労が大きいほど手に入れた時の悦びは大きいということは、みなさんも経験があると思います。

【自分に合った先生を見つける】

どんな習い事でも、それに興味を持ち、どこまで一生懸命になれるかどうかは、習った先生との相性によって決まると言っても過言ではありません。

義務教育と違い、ダンスの修得においては、あなたが好きな先生を選べるのですから、我慢して相性の良くない先生に習う必要はありません。

しかし、優しくて、居心地の良いレッスンをしてくれる先生が、あなたにとって、好い先生とは言えないかもしれません。厳しくて嫌でしようがなかった先生のおかげで、成長することができたという人は多いからです。

つまり、相性は、あなたが先生に何を求めるかによって決まるので、自分が求めていることをよく考えて、それを得られるような先生や、クラスを選ぶことが重要です。

もうひとつ、習い事の先生を選ぶ基準として、考慮に入れておいた方がいいこととして、あなた自身、理論的な人間か、感覚的な人間かを把握しているといいかもしれません。

つまり、常に理論的な思考をする人にとっては、感覚的な説明は理解しづらいのです。反対に、感覚的に物事をとらえる傾向の強い人は、理論的に説明する先生の話しはわかりにくかったりします。

ただ、まれには、自分と違う傾向の先生の方が受け入れやすいという人もいるので、興味を持った先生のレッスンを実際に受けてあなた自身で判断してください。

本サイトには、大勢の先生の様々なレッスンが掲載されており、未経験者・初心者向けにお試し体験レッスンをされている先生もいらっしゃいます。それらの中から、ぜひあなたに最も合った先生やレッスンを見つけてください。

ダンスの総合情報サイトDancing Pono
Executive producer Mac Shun Kisui