【ダンシングポノ】半年以上更新が止まっていました…AIの壁を乗り越え、Chrome拡張機能でサイトリニューアルへの第一歩!

2026年10月28日
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🏷 タグ: なし

こんにちは、ダンシングポノ制作のニーダです。

いつもダンシングポノをご覧いただき、ありがとうございます。

実は、スタジオ運営や日々の業務に追われ、ダンシングポノのブログやイベント情報の更新が半年以上も滞ってしまいました。

楽しみにしてくださっていた皆さま、申し訳ありません。

もちろん、ダンシングポノをやめてしまったわけではありません!

むしろ、以前から考えていた「もっと見やすく、使いやすいダンス情報サイトにしたい!」という思いは変わっていません。

そこで現在、サイトのリニューアルを目指して、少しずつ準備を進めています。

今回は、その第一歩として取り組んだ、AIとChrome拡張機能を使ったイベント情報更新の効率化についてご紹介します。

そもそも、なぜ更新が大変だったのか?

僕はダンシングポノの運営だけでなく、六本木スタジオペペのWebサイト管理も担当しています。

さらに両国スペースポノの運営、イベント企画、DJなど、日々いろいろな仕事をしています。

そんな中、以前から悩んでいたのがイベント情報の更新作業でした。

例えばFacebookでイベントを作成したあと、その情報を、

  • ダンシングポノ
  • スタジオペペのWebサイト
  • サルサカレンダー
  • WordPressのイベント投稿画面

などへ、それぞれ登録していきます。

イベント名、開催日、時間、詳細文、画像、リンク……。

同じ情報なのに、何度もコピー&ペースト。

イベントが一つならまだいいのですが、毎週開催されるレッスンや複数のイベントを扱っていると、これがなかなか大変です。

「同じ情報を何度も入力するのは、なんとかならないものか?」

これが今回の取り組みの出発点でした。

最初はChatGPTのWork機能で自動化しようとしました

最近のChatGPTには、質問に答えるだけでなく、Webサイトを操作したり、複数の作業を進めたりできる「Work」という機能があります。

これを使えば、Facebookのイベントページを読み取って、ダンシングポノやサルサカレンダーなどに自動で転記できるのでは?

そう考えたのが最初でした。

例えば、

「このFacebookイベントのタイトル、開催日時、説明文を取得して、ダンシングポノのイベント編集画面に入力してください」

とお願いするイメージです。

これができれば、イベント情報の更新作業はかなり楽になるはず!

ところが、実際に試してみると、思わぬ壁にぶつかりました。

Facebook側でAIによる情報取得が制限されていた!

ChatGPTのWork機能でFacebookイベントの情報を取得しようとしたところ、Facebook側のAIによる情報収集に関する制限が障害となり、期待したように情報を読み取れませんでした。

Facebookには、自動化されたアクセスや情報収集に関する制限があります。

そのため、普段自分のブラウザでは問題なく閲覧できるイベントページでも、AIによるブラウザ操作では同じように情報を取得できるとは限りません。

「人間が見られるページなら、AIも同じように読めるだろう」

最初はそう思っていたのですが、実際はそう簡単ではありませんでした。

AIが進化しても、Webサイト側の利用条件やアクセス制限によって、できないことがあるんですね。

もちろん、こうした制限には、利用者のプライバシーや情報の保護といった理由もあります。

そこで、無理に制限を回避するのではなく、別の方法を考えることにしました。

それなら、自分のChrome上で作業を補助できないだろうか?

そこで発想を変えました。

AIにFacebookへアクセスしてもらうのではなく、自分が普段使っているGoogle Chromeで、ログインして閲覧しているイベントページの情報を、更新作業に利用できないだろうか?

という考えです。

そこで挑戦したのが、Chrome拡張機能の自作でした。

Chrome拡張機能とは、普段使っているGoogle Chromeに便利な機能を追加できる、小さなプログラムのことです。

今回作ったのは、いわば「イベント情報更新アシスタント」。

自分がChromeで開いているイベントページから必要な情報を取得し、各サイトの編集画面への入力を補助するものです。

パスワードを拡張機能に保存する必要はありません。

自分がログインして閲覧できるページ上で、必要な作業を補助する仕組みです。

なお、自分のブラウザ上で動作するからといって、サイト側の利用条件がなくなるわけではありません。利用規約やアクセス制限に配慮しながら運用することが前提です。

Chrome拡張機能で、こんなことができるようになりました!

現在、次のような作業を補助できるようになりました。

  • Facebookからイベント名、開催日、時間、詳細文を取得
  • WordPressの投稿画面へ入力
  • サルサカレンダーへ入力
  • ダンシングポノのイベント編集画面へ入力
  • スタジオペペのイベント一覧にFacebookリンクを設定
  • FacebookとWebサイトの開催時間を照合
  • イベント画像の保存を補助
  • 複数の編集画面から、日付とイベント名で入力先を判定

これまで手作業で行っていた転記作業を、かなり効率化できるようになりました。

特に嬉しいのは、複数のWebサイトに同じ情報を入力する負担が減ったことです。

特に便利なのが「開催時間のチェック」

個人的に気に入っている機能の一つが、開催時間の照合です。

イベント情報を複数のサイトに掲載していると、例えば、

Facebookでは「19:30開始」

Webサイトでは「19:00開始」

というように、情報が食い違ってしまうことがあります。

これまでは人間が一つずつ確認していました。

ところが今回の拡張機能では、掲載されている時間を比較して、違いがあれば警告してくれます。

これは便利!

単なるコピー&ペーストの自動化ではなく、入力ミスや更新漏れを減らす仕組みにもなってきました。

昔は「ブックマークレット」を使っていました

実は、こうした効率化に挑戦するのは今回が初めてではありません。

以前は「ブックマークレット」という仕組みを使っていました。

これは、ブラウザのブックマークに短いJavaScriptのプログラムを登録して、開いているページ上で実行するものです。

ちょっとした作業の自動化には便利なのですが、複数のWebサイトやタブをまたぐ処理には制約があります。

今回のChrome拡張機能では、Facebookから取得した情報を別のサイトへ渡したり、複数の編集タブの中から正しいイベントを探したりできます。

例えば、同じイベントの編集画面がいくつも開いていても、開催日とイベント名を照合して、入力先を判定します。

昔のブックマークレットが、かなり進化した感じです。

自宅のiMacでも、外出先のMacBookでも使える!

もう一つ工夫したのが、拡張機能の管理方法です。

僕は普段、自宅ではiMac、外出先ではMacBookを使っています。

せっかく便利な機能を作っても、Macごとに違うバージョンを管理するのは面倒です。

そこで拡張機能のファイルをクラウド上にまとめ、それぞれのMacから利用できるようにしました。

一度Chromeに設定しておけば、自宅でも外出先でも同じ仕組みを使えます。

プログラムを修正した場合も、クラウド上のファイルを更新し、それぞれのChromeで拡張機能を再読み込みすれば最新版を反映できます。

現在は自動更新ではなく、自分で再読み込みする運用ですが、Macごとに別々のファイルを管理する必要がなくなりました。

これもなかなか快適です。

作業量は50〜70%ほど減らせそう!

まだ運用を始めた段階なので正確な測定ではありませんが、今回の仕組みを使うことで、転記や照合作業だけなら約70%の削減が期待できそうです。

画像の確認やアイキャッチ画像の設定、文章の最終チェック、公開作業などは引き続き人間が行います。

それらを含めても、全体で50〜70%程度の省力化ができるのではないかと感じています。

何より嬉しいのは、同じ文章を何度もコピーする作業から解放されること。

その分、イベントの内容を充実させたり、ダンスの魅力を伝える記事を作ったりすることに時間を使えます。

とはいえ、作るのは想像以上に大変でした(笑)

ここまで読むと、簡単に作れたように思われるかもしれません。

しかし、実際はなかなか大変でした。

Webサイトごとに画面の構造が違いますし、Facebookイベントも単発開催と繰り返し開催では、日時の表示方法が異なります。

実際、開発中には違う日程を読み取ってしまうこともありました。

そのたびに原因を調べて、修正。

複数のタブから正しい編集画面を探す処理や、間違ったページに入力しないための確認も必要です。

そして何より大切なのが、勝手に公開してしまわないこと。

今回は情報の取得、入力、比較までは自動化していますが、下書き保存や公開などの最終操作は人間が行うようにしています。

便利さと安全性のバランスは大切ですね。

今回もAIが大活躍!

最初はChatGPTのWork機能でイベント情報の転記を自動化しようとしたものの、Facebook側の制限によって、思ったようには進みませんでした。

しかし、そこでAIの活用を諦めたわけではありません。

今度はAIを、作業を直接行う存在ではなく、仕組みを一緒に作る開発パートナーとして活用しました。

「Facebookのイベント情報を取得したい」

「別のタブにある編集画面へ入力したい」

「同じ名前のイベントが複数あるので、日付でも判定したい」

といった要望を伝え、実際に動かしてみる。

うまくいかなければ、その結果をAIに伝えて修正する。

この繰り返しです。

以前なら、Chrome拡張機能を作るにはJavaScriptやブラウザの仕組みを自分で調べ、コードを書き、エラーを修正する必要がありました。

もちろん今でも基本的な仕組みを理解することは大切ですが、AIと相談しながら開発すると、かなり効率が変わります。

自分一人では相当な時間がかかったであろう仕組みを、AIと一緒に作れるようになった。

これは本当に面白い時代になったと思います。

そして今回、もう一つ感じたことがあります。

AIが直接できない作業でも、AIと一緒に別の方法を考えることで、解決につながることがある。

AIに何でも任せるのではなく、人間が目的を考え、AIと協力しながら仕組みを作る。

そんな使い方にも、大きな可能性を感じました。

ダンシングポノをもっと便利なサイトに!

今回のChrome拡張機能は、あくまで第一歩です。

ダンシングポノでは以前から、全国のサルサ、バチャータ、キゾンバなど、さまざまなペアダンスの情報を集め、ダンスを楽しむ方に届けたいと考えてきました。

レッスンを探したい方。

週末のパーティーを探している方。

これからペアダンスを始めてみたい方。

そして、イベントを開催する先生や主催者の皆さん。

そんな方々にとって、「ダンスのことなら、まずダンシングポノを見てみよう!」と思っていただけるサイトに育てていきたいです。

将来的には、イベント情報だけでなく、ダンスインタビューや動画など、さまざまなコンテンツも充実させていきたいと思っています。

少しずつ更新を再開します!

半年以上、更新が滞ってしまいましたが、今回の仕組みづくりで、少しずつ再開できる環境が整ってきました。

もちろん、まだ改善すべきところはたくさんあります。

ただ、今までのようにすべてを手作業で頑張るのではなく、AIや新しい技術を活用して、無理なく継続できる仕組みを作ることも大切だと感じています。

技術的な挑戦そのものも面白いのですが、最終的な目的は、ダンスを楽しむ皆さんに、より良い情報を届けることです。

これから少しずつ、ダンシングポノを進化させていきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

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この記事を書いた人|ニーダ

Dancing Pono(ダンシングポノ)の運営者。1998年にサルサに出会うのをきっかけにラテンのペアダンスを日本に拡めるよう活動中。ダンススタジオ運営やイベント企画・運用のかたわら、AIやweb・アプリ開発、動画編集、ラテンDJ、バーテンダーと多岐に渡る活動中。

2021年1月末にくも膜下出血で倒れるも奇跡的に後遺症もなく復帰。現在は人生のボーナスステージとして過ごしています。リハビリとしてはじめた太極拳、ロードバイクを趣味としています。太極拳では近所のおじいちゃん、おばあちゃんと健康のための太極拳、ロードバイクでは「極力体力を使わないでどこまで行けるか」の実験で、東京(荒川河口)-新潟(柏崎)を22時間などやったりしてます。

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